会社の昼休みのご飯に、カツ丼、カレーはかなり悪手
会社員の昼休憩、お腹はぺこぺこだ。
さあ午後からの仕事へのエネルギー補充のために、会社近くの定食屋へ足を運ぶ。
この時に、カツ丼やカレーを頼む人も多いだろう。場合によってはカツカレーも。
見た目のボリュームもあるし、活が入りそうな外観でもあるからだ。
しかし、カツ丼もカレーも胃の消化活動がかなり要求される。
カツは油一杯の衣と脂質たっぷりの豚肉、そして炭水化物のご飯という組み合わせだし、カレーもルーが重厚なので、消化するのに時間がかかってしまう。
腹持ちは確かに両者とも抜群だが、腹持ちの良さは裏を返せば胃の活動が長引くということだ。
誰でも経験があると思うが、食べた後は胃に消化活動のために血液がまわってしまい、脳への血流が少なくなってしまう。つまりぼーっとして頭が冴えにくくなる。
このような状態で集中して仕事や、あるいは勉学に取り組むのは難しいだろう。
勿論10代や20代前半の若い人間なら胃の消化も早く終わるだろうが、それ以上の年齢だときつくなってくる。
そういうわけで、これから仕事だ、あるいは受験だ試験だ、という直前にはかつ丼やカレーというのはあまりお勧めできない。
むしろこれらの料理は、仕事や勉強のオフの休日や、あるいはそれらが終わった時にご褒美の夕食的なニュアンスで食べたほうが良い。
どうしてもそういった時に食べたいときは、胃の消化への影響を加味し、カツだけ、あるいはカレーのルーだけ、という食べ方をした方が良いと思う。
そのほうがその後の頭の冴え具合も違ってくるだろう。