哲学・自己啓発・ライフハック・ビジネス・資格・心理学・サブカルブログ

主に哲学、自己啓発、ライフハック、ビジネス、資格、心理学、サブカルについて自分への備忘録も兼ねて、つらつらと綴っていきます。

失敗に対し、見方を戦略的に捉え直す必要性

何か新しいことを始めようとすると必ずと言っていいほど失敗する。

 

それは初心者なのだから当たり前だ。

料理であれ、楽器であれ、仕事であれ、新しい分野の勉強であれ何でも。

 

つまり習熟の為には失敗が必須なのだが、

この「失敗」というのはやっかいだ。

自尊心に関わってくるからである。。

 

たとえ頭では最初のうちは失敗するとわかっていても、

失敗すると恥ずかしいだったり、苦痛だったりという感情に悩まされる。

たとえ誰も見ていない自分だけが食べる料理を作る失敗ですら

へこまされるのである。

 

しかし失敗を経ないとうまくできるようになることは有り得ないので、

失敗への捉え方を戦略的に自分の中で捉え直す必要がある。

これは意識して行わないと、失敗で無意味にへこみ続けるのが嫌になってしまい途中でモノになる前に挫折してしまう可能性もある。

失敗は誰だって本能的に嫌なのだから。

 

たとえば失敗を機械的に単なる「ノルマ」だと捉え、逆に最初のうちは必ず規定のノルマ回数分失敗をしなければならないと決めたりといったことである。

 

偉大なる発明家のトーマス・エジソンは失敗に関して次のような名言を残している。

「失敗なんかしちゃいない。上手くいかない方法を700通り見つけただけだ。」

「成功する人は”思い通りにいかないことが起こるのは当たり前だ”という前提を持って挑戦している。」

「失敗すればするほど、我々は成功に近付いている。」

 

宅建資格が意外に難しい理由

宅建主任者資格は国家資格として、

実際不動産関係者が実務で必要な資格だから取る、という以外に

法律系国家資格の登竜門として、一般のサラリーマンや主婦、学生、あるいは上位資格を目指す人の腕試しとして非常に人気が高く、受験者も多い。

 

人気がある理由は受験資格が一切不要なことと、全てがマークシート式の4肢択一だから受験しやすいということにある。

 

しかしこの4肢択一という試験形態が逆に曲者になっている。

四肢択一ということは、まぐれ当たりで正答する可能性もあり、その中で

一定の合格率(15%~20%)に合格者を抑えないといけないという事情がある。

つまり合格率を一定にし、差を付けさせるためには、異常に問題を難しくしないといけないのである。

また、宅建資格には民法の出題も結構ある。

(50問中14問、つまり3割近くもの問題数が出題される。)

民法という法律科目は、決して易しい試験科目ではない。

「法律の王様」と呼ばれ、日常生活に密着する法律なだけあり、

条文や判例数が非常に多く、論点も異常なほどある。

憲法よりも数倍難しい。

よって、法律を学んだことのある人以外には取り組みにくいので、民法は事実上ほぼ捨てて、他の分野で取ることになる。

しかし他の分野の主要科目も建築基準法や土地計画法といった実務に沿った専門的な分野から多く出る為、民法ほどではないが決して簡単に理解できる科目ではない。

それらの主要科目をほぼ落とせない、これが宅建資格特有の難しさだ。

 

逆に試験形態を五肢択一にしたり、記述問題を少し加えたりした方が

障壁が上がって受験者が減り、またまぐれ当たりも少なくなるので却って

取り組みやすく、易しくなるかもしれないというくらいだ。

 

ドット絵ゲームの魅力とは

最新のゲームは映像技術が凄まじく、

リアルに構成された美麗な3Dグラフィックや2Dでも細部まで再現された

美麗なCGのゲームは多い。

 

しかし昔のファミコンスーファミ、あるいはGBの時代は

ほぼドット絵だった。

しかしドット絵だからこそのゲームの良さというものがある。

そして今の時代もパソコンのフリーゲームやあるいはスマホゲームで

ドット絵のものは結構ある。そしてそれらのゲームは3Dや美麗CG

ゲームに面白さで優るとも劣らないのである。

 

それはプレイヤーに想像の余地を残してくれるからだ。

小説を読んだとき、文字の情報だけなので、読み手は自分でその文章から

映像を頭の中でイメージせざるを得ない。

しかしだからこそ自分が物語に介入したという没入感もあって、名作小説は

いつの時代でも不朽の人気を得ている。

文字情報としては全く同じなのに、その物語は読者一人一人の想像によって

全く違う映像の小説になっているという面白さや没入感がある。

 

ドットゲームもそれに似ている。

キャラクターや背景がドット絵によりすべてが明白ではないので、

プレイヤーにイメージの想像の余地を残してくれる。

そしてそのイメージによってプレイヤー一人一人に違ったゲームの世界が

提供され、それがゲームへの没入感につながる。

RPGロールプレイングゲームの略だが、まさにプレイヤーが主人公として

の役割を担い、プレイングしているような体感を得ることが出来る。

 

 

チャージマン研が今の時代になってカルト的人気を得た理由。

ニコニコ動画you tubeチャージマン研という昔のアニメが人気で凄まじい再生数を上げ続けている。

ナックが制作した昭和の日本のテレビアニメだ。

 

全話5分程度の短いアニメで、ツッコミどころが非常に多いことが動画のコメント機能とあいまって人気を博している。

何故今の時代になって、これほど昔のアニメが現代に人気を得たのか。

突っ込みどころが多く、それがコメントに反映されてみんなで意見を交換して楽しめるということも理由の一つだが、最大の理由は、現代人の時間感覚にマッチしているということであると思われる。

逆に昭和の時代だと時間感覚はまだ長めなので、5分程度だと逆に物足りないと思われただろう。

 

今の時代はネット全盛で情報にあふれており、日々新しいニュースや情報がスマホやパソコンの画面上に流れ続ける。

そんな中、一つのコンテンツに時間を割くにはあまりにも時間の感覚が早くなりすぎている。

昔と違い、映画で2時間以上ずっと集中するにはあまりにも集中力の温存や維持が難しい時代だ。

チャージマン研のアニメは全てが5分程度しか無いので、サクっと見れて楽しめる。

スマホから空き時間を利用して一話や二話程度なら簡単に見終われる。

このファーストフードのごとくの手軽さは今の時代に最大の武器となる。

動画ですら1時間以上の長いものはたとえ内容が面白いにせよ、集中力を維持するには情報が溢れすぎており難しい。切り抜き動画が流行る時代である。

 

そしてその5分程度の内容で起承転結がはっきりしており、キャラごとのキャラ付けも上手い為(ギャグやオチ担当のロボットのバリカンのように)、まるで凝縮した濃厚スープのごとく現代人の時間感覚にマッチして需要につながっている。

 

 

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自分を信用するな、システムを信用しろ

一年の計は元旦にあり、と

年始に目標を立てるものの、その目標を達成できる人は少ない。

資格試験や語学の勉強しかり、起業しかりダイエットや筋トレしかりだ。

たいていは挫折していつの間にかやらなくなる。

三日坊主ということわざもあるように。

そして多くの人は目標を達成できなかったとき、

「自分の集中力や忍耐力が足りなかった、あるいは怠け癖のせいだ。」

と自分のせいだと考えてしまう。

 

しかしそもそも人間は飽きっぽい生き物であり、何かを続けられる方が

不思議なものである。

では達成できる人とできない人の違いは何かというと

システムの構築作りがうまいというところにある。

要は自分のやる気や能力を全くあてにせず、うまく自分が続けられるシステム作りを

考案できるのだ。

 

戦国時代の有名人と言えば、織田信長豊臣秀吉徳川家康の3人が思い浮かぶ。

織田信長豊臣秀吉はカリスマ性があり、それによって天下を統一した。

しかしシステム作りが疎かになっていたという弱点があった。

徳川家康はカリスマ性では織田信長豊臣秀吉より圧倒的に劣る。

しかし何故江戸幕府を立て、長らく天下を取ったのかというと、システムの構築が

優れていたからだ。

自分の能力やカリスマを一切あてにはせず、自分の死後も政権が続くよう

幕藩体制という強力なシステムを構築した。

この仕組みがとてつもなく秀逸だったのである。

 

このことからもシステムや仕組みというのがいかに重要かというのが分かる。

資格試験であれダイエットであれビジネスであれ語学の勉強であれ、何かを成し遂げる為には地道な下積みが必須である。

しかしこの下積みに飽きるか、忍耐力が持たなくなった時に挫折する。

その挫折を防ぐには、例えば最初は量を増やさずに少量つづこなし、慣れてきたら徐々に増やすことや一切感情を交えずに機械的に決められた時間こなすことを繰り返す等のシステム作りを戦略的に構築することが重要となる。

 

 

 

難しいからやろうとしないのではなく、やろうとしないから難しくなる

ローマ帝国時代の哲学者セネカは次のような名言を残している。

 

「難しいからやろうとしないのではない。やろうとしないから、難しくなるのだ。」

 

「案ずるより産むがやすし」のことわざにも通ずる言葉である。

 

日常生活においても仕事においても、あるいは趣味や人間関係においても、

勝手に自分のイメージで難しく思っていたことが、試してみたら意外と突破口が

カンタンに見えてきて結局やれてしまった、というようなことを多くの人は経験しているだろう。

 

悪い、あるいは難しそうなイメージというのは常に自分の中の肥大化した妄想に

通ずるものがあり、実態以上に勝手に難しくとらえている。

しかし思い切ってやってみことで、イメージによる化けの皮の霧が晴れて

実際の難易度がクリアーになる。

クリアーになることで、進むべき道筋が霧が晴れたように分かるので

スモールステップで積み重ねていけば、いつの間にかゴールに到着しているものである。

 

より良い人生を送るためには自分の想像のイメージの難しさを常に振り払って、ある意味勇気をもってえいやと進んでいく必要がある。

そんなとき、セネカのこの名言は強力な手助けになってくれる。

人生において、名言やことわざは数多あるが、

一生肝に銘じておきたい名言の一つだ。

 

ハロー効果は汎用性の高い心理効果

ハロー効果という心理学用語を聞いたことがあるだろうか。

 

ある特定の属性が優れていると、その他の属性まで優れているとみなされる

心理的な効果だ。

 

たとえば容姿の優れた男性や女性は容姿の美しさの影響で

仕事の能力など他の能力まで優れていると思われる。

其の為、面接やプレゼンでも有利になる。

 

また難関資格を保有していると、信頼性があると思われその分野だけでなく一般的な能力まで優れていると思われるのもその効果だ。

 

これらはプラスのハロー効果だが、逆にマイナスに働く効果もある。

たとえば凶悪犯罪を犯した人間は、あらゆる他の面をも否定的に捉えられてしまう。

 

有効にハロー効果を使いこなすためには、とにかく資格でも実績でも何でもいいので

目立つものを一つは成し遂げ、それを積極的にPRするに限る。

そうすれば勝手に他の能力まで高いと思われるようになる。

自分のブランドイメージ戦略の一環でもある。