失敗に対し、見方を戦略的に捉え直す必要性
何か新しいことを始めようとすると必ずと言っていいほど失敗する。
それは初心者なのだから当たり前だ。
料理であれ、楽器であれ、仕事であれ、新しい分野の勉強であれ何でも。
つまり習熟の為には失敗が必須なのだが、
この「失敗」というのはやっかいだ。
自尊心に関わってくるからである。。
たとえ頭では最初のうちは失敗するとわかっていても、
失敗すると恥ずかしいだったり、苦痛だったりという感情に悩まされる。
たとえ誰も見ていない自分だけが食べる料理を作る失敗ですら
へこまされるのである。
しかし失敗を経ないとうまくできるようになることは有り得ないので、
失敗への捉え方を戦略的に自分の中で捉え直す必要がある。
これは意識して行わないと、失敗で無意味にへこみ続けるのが嫌になってしまい途中でモノになる前に挫折してしまう可能性もある。
失敗は誰だって本能的に嫌なのだから。
たとえば失敗を機械的に単なる「ノルマ」だと捉え、逆に最初のうちは必ず規定のノルマ回数分失敗をしなければならないと決めたりといったことである。
偉大なる発明家のトーマス・エジソンは失敗に関して次のような名言を残している。
「失敗なんかしちゃいない。上手くいかない方法を700通り見つけただけだ。」
「成功する人は”思い通りにいかないことが起こるのは当たり前だ”という前提を持って挑戦している。」
「失敗すればするほど、我々は成功に近付いている。」