手書きは脳を活性化させる
今の時代はパソコンやスマートホンといった便利な情報端末があるため、文字等を手書きする機会は多くの人に取り、非常に減っていると思う。
たとえば企業の面接を受けるための履歴書作成でもパソコンのエクセルで打ち込んで印刷することが今や一般的だ。手書きでの履歴書作成機会は少なくなっている。
また何か忘れないようにメモをしておきたいときでも、パソコンやスマートホンのメモ帳で簡単にメモの備忘等が可能である。
あるいは仕事の場面でも、ワードやエクセル、メールなどパソコンへの文字の打ち込みでほぼ業務が事足りる為、紙やノートに筆記したり、メモ用紙を使って手書きで何かメモする機会は減っていると思う。
ただ手を使って直接、何か文字を筆記するという行為は意外に指の調節や力加減の精妙さを求められる。
その為その手や指の運動により、非常に脳に刺激を与え、活性化させる行為だと言われている。パソコンやスマホに文字を打ち込むよりも遥かに複雑な指の動きが求められるからだ。
よって、何かを記憶に留めたいときや学習したいときには敢えてアナログの手書きで筆記する方が、脳が活性化して頭に入りやすく覚えやすいと言える。
仕事の手順や作業を覚えたい時もしかりである。
あるいは週に2,3回は敢えてノートに手書きの日記を付けて脳の情報整理をするのも手だろう。
便利なデジタル機器のパソコンやスマホを活用しつつも、アナログの文字の手書きによる効用も忘れずに享受していきたいものである。