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英語学習のバロメーターとしてTOEIC試験は非常に優れている

英語の学習というのは、グローバル化がますます進む現代社会においてその要請は強い。

昔からそのことが言われてきたが、現在日本では実際に欧米本社の外資系企業のサービスが隆盛を誇っている。AmazonしかりTwitterしかりウーバーイーツしかりYou tubeしかりである。これらのサービスは勿論説明や注意点等、日本語表記だが、英語を読みこなすことが出来れば、原表記の自然な説明を読み解くこともでき、より深くサービスを享受できるようになる。

要は企業のグローバル化、競争の熾烈化により英語は昔よりももっと身近なものとなってきた。昔と違い現在では小学校段階で英語が義務教育として取り入れられるようになっているほどである。

またIT化社会が進む中、プログラミングの重要性も言われているが、プログラミングの表記も全て英語であり、英語が出来ればより深くプログラミングにも関われるようになる。

また日本は少子高齢化がどんどん進んでおり、資源も十分にあるというわけではない。そういった意味で国の将来性についてはいくばくかの疑義を挟まざるを得ず、将来は移住したいと考える人も居るだろう。

英語圏アメリカやカナダだけではなく、比較的日本から近い国で英語が話されており、将来が有望といえる国々にはオーストラリア(資源が豊富)、香港、シンガポール(アジア屈指の金融セクター)、あるいは東南アジアでもフィリピン等がある。

英語が出来るだけで、海外へのチャンスが飛躍的に増大する。

将来の選択肢を増やしておく意味で、英語が出来るようになるにしくはないだろう。

 

ただ英語を学習するといっても漠然と英会話学校に通ったり、英語の参考書や洋書を買ってきて読んだり、洋画や海外ドラマを見たりしたとしても、英語力が上達しているかどうかの実感が湧きにくいだろう。

英語学習のバロメーターとしてはTOEIC試験が優れている。その理由としては、受験料は6000円前後でさほど高くないこと、オールマーク式試験の為、取り組みやすいこと、年に一回や二回ではなく、比較的多くの月に開催しているので受験機会が多いこと(ただ現在ではコロナの影響の為、受験には抽せん制が取られており以前と比べ機会が減ってはいる。)、そして最大の利点は実務的な英語であるということだ。

 

実務的な英語であるとはどういうことかというと、構成としてはリスニングとリーディングだが、実際にビジネスの場面や日常生活の場面で多用するような英語の出題が多数されることである。リーディングの問題でも英文メールのやり取りやSNSメッセージツールを使ったビジネストークのやりとり、海外サイトでよく見かけるような企業の宣伝のHPといったものがよく出題される。

TOEIC試験対策の学習を通じて、このような実務的な英語のリスニングやリーディングを学ぶことが出来るのがメリットである。

逆に大学受験であったり、あるいはTOEFLや英検はどちらかというと高度に抽象的な内容の英語の問題が多い。これは教養的な意義は大きいものの実務的な英語という観点からはTOEICよりも見劣りする。TOEICではそのような抽象度の高い英語は殆ど出題されず、ひたすら実務の英語に特化しているのである。

 

現実に要請が高いのは、抽象的で教養的な英語ではなく実際に海外に行ったり住んだときに、ビジネスシーンや日常シーン等で英語を聞き取れるようになり、あるいは読めるようになることだろう。そのような観点からはTOEIC試験の勉強は適している。