哲学・自己啓発・ライフハック・ビジネス・資格・心理学・サブカルブログ

主に哲学、自己啓発、ライフハック、ビジネス、資格、心理学、サブカルについて自分への備忘録も兼ねて、つらつらと綴っていきます。

コスパの良い資格試験・学習

コロナの影響もあり、休日に外出して飲食店等やイベントに行くのも気が引け、室内で過ごす時間が多くの人にとり、増えていると思う。

 

コロナ禍の混迷が深まる新時代において、将来への不安からスキルアップを目指し、そうした室内で過ごす増えた時間を利用して、資格等を目指し勉強を始める人も多いだろう。

 

それではどのような資格試験や学習がコスパが良いのか。折角学ぶならば、コスパが良く実務的で役立つ知識やスキルを身に付けたいものである。

 

お薦めしたい資格試験は宅建士試験、社労士試験、簿記試験、IT系資格、そしてTOEIC試験である。

法律不動産関係知識や社会保険、帳簿、IT、そして英語の知識はダイレクトに実生活に役に立つ。そして上述の資格は仕事をしながらでも取得が可能であり、なおかつ市販の参考書が充実しており、独学でも目指しやすく予備校等の費用を浮かすことが出来る。

宅建士試験では民法借地借家法、そして非常に実務的な宅建業法等が多く問われる。実際に不動産を借りたり、あるいは売買、投資したりする際にも役立つ知識となる。

 

社労士試験では労働基準法や雇用、労災、国民年金や厚生年金といった実生活に直結する知識が多く登場する。

 

実務的な知識が出題される資格を目指す最大のメリットはもし仮に試験に不合格であったとしても、試験勉強を通じて得た知識がムダにならないということだ。

そういった実務知識は一生モノである。

 

なお、資格試験としては行政書士試験を視野に入れる人も多いだろう。かなり知名度が高くメジャーな国家資格だからだ。

しかしあまりコスパが良いとは言えないように思える。

何故ならば行政書士試験で多く問われる行政法は教養的な意義は確かに大きいものの、実生活では殆ど役に立たないし、また行政書士試験に合格して開業する際にもほぼ活用することのない知識だからである。行政書士試験で出題される一般知識も同様だ。

また行政書士試験では記述問題が行政法民法で出題される。

これらの記述問題については独学が難しく、そのために予備校費用が掛かり得るというコスパ的なデメリットもある。

民法や商法、憲法も出題されるが、これらの科目については実用性が大きい。行政書士試験では民法も多く出題されるので、この部分の知識については大いに役立つだろう。

 

ちなみに司法書士や税理士、会計士といった資格は高度に実務的で役に立つ知識だが、難易度があまりにも高く会社に勤めながらの取得は事実上難しいというデメリットがある。

 

次回では、資格試験であるTOEIC試験のコスパについて詳述したい。